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破滅か栄光か 〜ギャンブル〜

「破滅か栄光か」の固定評価項目

@ ストーリー 又は ギャグ
A 画力
B ギャンブル描写
C キャラクター
「破滅か栄光か」作品一覧(未評価分含む)
作品名索引(評価分のみ)
あ行 か行 さ行 た行 な行
は行 ま行 や行 ら行 わ行

〜ギャンブラーにはツキと運が重要なのだ〜

この「破滅か栄光か」では縦軸を登場キャラにツキがあるかないかで分け、横軸は主人公達が頭脳戦で勝つか心理戦で勝つかで分けた。すると左図のようになった。

伝説の男たち……裏世界で負けたことのないような主人公や実在する天才ギャンブラーの話。ギャンブルそのものより物語を重点に描いている。
代表作 「哭きの竜」「ショーイチ」
ギャンブルギャグ漫画……ギャンブルを題材にギャグを見せる漫画。ギャンブルを知らなくても読める作品が多く、一般読者にもおすすめ。
代表作 「ぎゅわんぶらぁ自己中心派」
2000年代ヒット作……ツキのあるキャラなのに妙に頭を使って勝っていく作品。基本的にギャンブルを知ってないと読めない。
代表作 「むこうぶち」「牌賊!オカルティ」
福本伸行の世界……このジャンルの中心に堂々と座るギャンブル漫画の王様。ギャンブルを人生論にまで高める技は脱帽の一言。
代表作 「賭博黙示録カイジ」「アカギ」
三流麻雀漫画……本来ギャンブルとはツキ、運を重要とするもの。それを無視してレベルの低い確率論で麻雀を語ろうとする漫画。実は該当作はかなり多いのだが売れた作品など1つもない。

グラフの解説

ギャンブル漫画を一つのジャンルとしてこのように作ったわけだが、実際のところ他のジャンルと比べると作品数も少なく、グラフを作るのにも四苦八苦した。しかし、個人的にギャンブルが好きであるのでこのように一つのジャンルにしてしまったわけである。
グラフの中心に来たのは当然というべきか「福本伸行の世界」である。一般読者でも知っている「カイジ」や麻雀漫画史上最高の売上を誇る「アカギ」などギャンブル漫画の王様と言える。その作風はギャンブルを独特の言い回しで人生論にまで高めてしまうことが挙げられる。「ざわざわ…」といった謎の擬音が妙に雰囲気に合っている絵柄や作風は他のギャンブル漫画の追随を許さないものになっている。
もう1つ一般読者に受け入れられた区域が「ギャンブルギャグ漫画」である。……と言っても80年代に流行ったものであるので知らない人も多いかもしれないが。ギャンブル(麻雀)を知らなくても内容を理解でき笑えることができるということで一般読者を獲得し、ここから麻雀にはまった読者も少なくない。
また一般読者とは無縁であるがギャンブル漫画として完成度の高いのが「伝説の男たち」である(伝説の男とは実在の人物と架空の人物両方含む)。ギャンブルの世界でトップに君臨する人物を中心にギャンブルより物語を中心とした構成の作品になっている。
今一番売れている区域が「2000年代ヒット作」。麻雀で言うなら「何故この場面でこれを切るのか」といったことを解説しつつ物語を進める作品になっている。ただ、ギャンブルの知識が大前提となっているので一般読者はまず分からない。
そして一番酷いのが左下の三流麻雀漫画。無論ギャンブル漫画で一番多いのは麻雀なのだが駄作の数が半端でではない。中途半端な頭脳で勝ち上がっていく様は見ていて不快感を覚える。
本来ギャンブルとは「ツキと運」が重要である。もっと言えば「才能」が必要なのである。そこが努力を描くことが大切と自負している「スポーツ漫画」と違うところでギャンブルは「努力」で勝つのではなく「才能」で勝つからこそ面白い。さらに言えばギャンブルの本質は「心理戦」であり、グラフの右側に名作が多いことを付け加えておく(福本伸行は例外)。

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