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心にオアシスを 〜ラブコメ、ファミリー、4コマ〜

「心にオアシスを」の固定評価項目

@ 癒やし
A 画力
B ストーリー 又は ギャグ
C キャラクター
「心にオアシスを」作品一覧(未評価分含む)
作品名索引(評価分のみ)
あ行 か行 さ行 た行 な行
は行 ま行 や行 ら行 わ行

〜笑いとは確かに違うコメディの世界〜

この「心にオアシスを」では縦軸に何でも有(コスプレ)か限定された内容(ノーマル)で分け、横軸に同居を愛する漫画か別居を愛する漫画で分けた。すると左図のようになった。

いわゆるラブコメ……ヒロイン(ヒーロー)と一緒に住み、何でも有のドタバタ劇が繰り広げられるラブコメ漫画。該当策が多いが駄作も数知れず。
代表作 「うる星やつら」「ラブひな」
理想の同居人……同居といってもお隣さん感覚で付き合っているような理想の同居を舞台とした漫画。名作コメディ多し。
代表作 「めぞん一刻」「動物のお医者さん」
青年誌コメディ……オヤジが主人公であったりする青年誌的コメディ漫画。家族がいたり多くの仲間がいたりするのでほのぼのとした作品が多い。
代表作 「釣りバカ日誌」「クッキングパパ」
新聞4コマ……基本的に家族を題材にしている新聞4コマの世界。実に分かりやすい笑いを提供するが、その分インパクトはない。
代表作 「サザエさん」「となりのやまだ君」
ストーリー4コマ……基本的にほのぼのとした4コマ作品の中で、ほのぼのとは無縁な重いストーリーを4コマで描く異端児:小池田マヤの作品。
代表作 「聖★高校生」「すーぱータムタム」
最早ギャグ漫画……何でも有の世界で孤独になってしまうようなキャラが主人公の漫画は基本的にギャグ漫画。よって該当作はない。

グラフの解説

「コメディ」といっても、恋愛要素や学校が主になると「青春時代」になりやすいし、会社が舞台になると「我等社会派」になりやすいし、笑いに意識が集中すると「笑いこそすべて」になる。では「心にオアシスを」とはどういうジャンルなのか。それは笑いとは違い笑うことだけではなく心のどこかに安らぎを与えてくれるような漫画なのである。
そんな「心にオアシスを」であるが、グラフの右上にきたのはやはりというかラブコメ漫画である。何でも有の世界でのドタバタ劇が好きな読者は結構多い。ただ、少女誌でのラブコメ漫画はどうしても恋愛を重点に描いてしまうため「恋したい!」になりやすく、少女誌での該当作は意外と少ない。さらに駄作が多いことも特徴の一つである。
その「いわゆるラブコメ」をかすめるように中心に存在するのが「理想の同居人」である。同居人とやたら近づくラブコメと違い適度な近さで同居人と触れ合うため、コメディでありながらどこかにリアリティを感じることもある。そんな身近さもあってかヒット作も多い。
下に位置する「青年誌コメディ」はラブコメのような派手さは無いが、実にまったりした雰囲気で毎回の話が繰り広げらるれためほのぼのしたい人にお奨めである。固定ファンが多く長続きしやすいことも特徴である。
それから4コマ漫画も当ジャンルに含まれるのだが、このグラフでは4コマ漫画すべての区分けはちょっとできなかった。まあ、4コマでもラブコメや理想の同居人のような作品も多いため問題ないと言えばないのだが……。それでも2つ4コマの区域ができた。
その1つが「新聞4コマ」である。「サザエさん」を筆頭に戦後の漫画史を語る上では外せない作品たちだろう。まあ、間違いなく一般読者は読まないのだが……。
そして注目したいのは左下の「ストーリー4コマ」。コメディやギャグが9割方の4コマ漫画でストーリー志向の作品を描く小池田マヤの作品がここに該当された。はっきり言って内容は「青春時代」の「傷つけあう青春」でラブコメと正反対なのだが、あくまでそれを4コマという技法で描き続けていることを高く評価したい。
コメディはどうしても他ジャンルと被ることが多いのだが、これらの作品は確かな安らぎを与えるはずだ(小池田マヤ作品除く)。

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