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謎と恐怖 〜ホラー、推理〜

「謎と恐怖」の固定評価項目

@ ストーリー
A 画力
B 刺激
C 構成力
「謎と恐怖」作品一覧(未評価分含む)
作品名索引(評価分のみ)
あ行 か行 さ行 た行 な行
は行 ま行 や行 ら行 わ行

〜独自の世界を形成し続けるこのジャンル〜

この「謎と恐怖」では縦軸に精神(頭)を刺激するか生理(体)を刺激するかで分け、横軸は右から「謎と恐怖」の規模の大きさが上がっていくようにした。すると左図のようになった。

推理漫画……どちらかというと精神を刺激するが殺害シーンによっては生理も刺激。一つのジャンルを確立したので一般読者に受け入れられやすい。
代表作 「金田一少年の事件簿」「名探偵コナン」
壊れたホラー漫画……これぞホラー漫画という世界が描かれる。ただ、あまりにも作者の壊れっぷりが酷く一般読者にはまず受け入れられない。
代表作 山咲トオルの作品
壮大なテーマ……話のテーマが壮大な話になり、単なる「謎と恐怖」漫画に止まらない。そのため「謎と恐怖」以外の側面を持った作品になる。
代表作 「寄生獣」「MMR」
楳図かずおの世界……本来のホラー漫画は大抵個人によるパニック物だが、この作者はそのホラーを地球規模にしてしまった。ホラー漫画界の巨匠。
代表作 「漂流教室」「おろち」
神話・宗教……知性的(精神)恐怖を突き詰めた所までいくと神話・宗教に辿り着く。一言に神話・宗教と言っても「自我」と「氾世界」の両極に分かれる。神話・宗教の話を漫画にしたものもあるが、作者独自の思考が反映されがちなので該当作は無し。

グラフの解説

上下の軸を「精神的⇔生理的」としたがちょっと分かりにくいと思うので詳しく説明すると「生理的」は心臓がドキッとするような恐怖そのものを意味している。「精神的」な方は頭を使うようなウンチクが増え謎そのものを意味している。ただ一概に上に行けば「謎」、下に行けば「恐怖」というわけではないので「精神的⇔生理的」とした。つまりは体のどこに負担がかかるかを意味している。
恐怖と言われて真っ先に浮かぶのがホラー漫画だ。脳が裂ける、目玉が飛び出すはのオンパレード。図で言うと右下に位置するが今ではホラー専門誌でしか取り上げられないのが現状だ。TVで人気の山咲トオルはこの末端に位置する。
「謎と恐怖」で一番元気なのが推理漫画だ。一般読者が少ない当ジャンルで唯一、一般読者の獲得に成功している。ただ、一般読者を意識した作りになっているので殺害シーンの表現があまりにも弱く、純粋な「謎と恐怖」ファンにはあまり好まれていない。
謎や恐怖する範囲が広がると壮大なテーマを持つようなる。「寄生獣」はその最たるもので物語がどんどん膨らみ、最終的には環境保護、人間の本質にまで話が膨らんだ。
しかし、謎や恐怖の範囲を広げながらも最後まで物語を恐怖に終始する楳図かずおは「謎と恐怖」における巨匠と言えるだろう。「漂流教室」に代表されるパニック度の大きさは類を見ない。
上に行くとウンチクの多い「謎と恐怖」になるのだがその最たるものは「神話・宗教」になる。「自我」や「氾世界」など漫画という区域に入れるのは難しいテーマになる。実はこの区域に当てはまる漫画もあるのだが、区域にするにはあまりにも数が少ないため「神話・宗教」という区域にした。
「謎と恐怖」は言ってみればくさやのように皆が好き好んで食するものではない。このようなものは押し付けても駄目なので残念といえば残念だが読者をある程度選んでしまうジャンルと言える。

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