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性と愛の深淵 〜SEX、愛欲〜

「性と愛の深淵」の固定評価項目

@ ストーリー
A 画力
B エロス
C 構成力
「性と愛の深淵」作品一覧(未評価分含む)
作品名索引(評価分のみ)
あ行 か行 さ行 た行 な行
は行 ま行 や行 ら行 わ行

〜人は愛欲から性欲へと移行するもの〜

この「性と愛の深淵」では縦軸を漫画の本質が愛欲的か欲望的(性欲的)かで分け、横軸は愛欲(性欲)がさっぱりしたものかしつこいものかで分けた。すると左図のようになった。

SEXって当然……恋愛する上でSEXは当然であるという今どきの漫画。作品の数は多いのだが妙にリアル過ぎる話であるためファンは少ない。
代表作 「とらわれペンギン」「お姫さまといろいろ」
18禁同人誌……すべてを一括りにすると同人作家の人に怒られそうだが愛欲も性欲も抑えている為、「SEXって当然」とは違う意味で中心にくる。
代表作 18禁同人誌全般
青年誌ライトSEX……青年誌でよく見かける局部をうまいこと隠して描かれるSEX漫画。アクが弱く中高生たちはネタとして買いやすい(笑)。
代表作 「ふたりエッチ」「桜通信」
昔の少女漫画王道系……70年代全盛のエロスに付随する愛に重点を置いた少女漫画。表面上はやおいだが今の中身の無いやおいとは全く違う。
代表作 「風と木の詩」「摩利と新吾」
レディースコミック……SMありフェラチオ当然の今時のレディースコミック。その内容も強姦、不倫など欲まみれ。心臓の弱い人は止めときましょう。
代表作 レディースコミック全般
「青春時代」へ……さっぱりとした愛欲。要するに欲が薄い。ということで「性と愛の深淵」の作品とは言い難く「青春時代」の漫画に該当する。

グラフの解説

人間の本能ともいうべき「性と愛」。「恋したい!」とは一線をかくした少女漫画やエロ漫画が揃った。
まず、グラフの中心に来たのが2つある。その1つが「SEXって当然」である。90年代に入ってからSEXというものにステータスが無くなり「当然やるものだろう?」という考えが一般的になった(世間的にも)。青年誌とエロ漫画の垣根が少なくなりエロ作家が一般誌で描くようになり始めた。その代表格が山本直樹。独自の世界観でエロに意味を持たせながらもエロに終始する様は一般誌に受け入れられた。少々読者を選んでしまうようだが。
「SEXって当然」とは違う意味で中心に来たのが「18禁同人誌」。無論18禁同人誌といっても範囲が広く、すべての作品が中心に来るわけではないのだが、ある意味作者の性欲と愛欲の両方を詰め込んだ作品が基本であるためグラフの中心に置く事になった。もちろん作品によってはグラフの上の方、下の方に置かれる作品があることにも触れておく。
グラフの右中央には「青年誌ライトSEX」が入ってくる。局部をうまいこと隠した中高生のためのネタ漫画……と書くと語弊になるだろうか。局部をうまいこと隠した漫画というのは当りだと思うが、中高生のためのネタ漫画ってのは言いすぎとは思う。話のみを見たら重かったりする作品もあるからである。それでも中高生がネタとして使うのもあながち外れではないのだが。
一番注目して欲しいのはグラフの左下。「昔の少女漫画王道系」はエロも出てくるがそれはあくまで愛を語る上での付属品に過ぎないといった漫画である。ここにはやおい漫画の草分け的存在の漫画が置かれる。今のやおい漫画とは違い確かなテーマが含まれている名作が揃っている。やおいということを忘れて読んでみれば男性でも十分に読める作品である。
そして左上にはある意味真の「性と愛の深淵」とも言える「レディースコミック」が置かれる。欲望だらけでしつこいという読むのが疲れそうな(実際疲れるけど)漫画が集まった。
「性と愛の深淵」を初心者が読むにはまずグラフの下の「愛欲」寄りの漫画から上の「欲望(性欲)」の漫画へと移行するように読んだほうがいいと思われる。

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