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How to 子育て
赤ちゃんと僕 [amazon]
作者:羅川真里茂
1992年花とゆめ(白泉社)連載開始
単行本 全18巻

<あらすじ>
 交通事故で母親を亡くした小学5年生:榎木拓也(えのきたくや)は母親の代わりに1歳の弟、実(みのる)の子育てに奮闘することになる。

<短評>
 羅川真里茂最大のヒット作で正確な発行部数は発表されてないが当時のランキングを見るに1冊当り100万部は売り上げていると憶測される大ヒット作品である。
 しかし、そんな上っ面の評価だけでなく中身の方もちゃんと評価できる作品である。あらすじにあるように拓也(小5)が突然実(赤ん坊)の世話をしなければならない状況になってしまい、それに奮闘するわけだが当然うまくいく筈がない。時には実に当たってしまうこともあった。それでも少しずつ実を理解し実に共感できるようになっていくさまは読者も子育てを実感できるような錯覚さえさせる。
 さらに子育てだけでなく、拓也の学校生活での悩みや奮闘、父親と母親の馴れ初め、たまたま知り合った人の持つドラマ等いろいろな話がある。特に少女漫画では珍しく夢精を話にするなど単なる少女漫画では収まらず男性が読んでも共感できたり感動できる話があるのは評価できる。
 それから作者の絵は初期の頃はお世辞にも巧いといえるものではなかったが、巻を重ねるにしたがって巧くなっていき凄い色気を持つ絵柄になった(特に男性キャラ)。ただその色気故に男性読者が敬遠してしまうかもしれない。さらに拓也が少女漫画の主人公だけあり、かなりのモテモテ君なのでそこも男性読者にとっては共感を呼びにくいか(笑)。

痛い青春


   
 
日常的青春
ストーリー
画力
キャラクター
構成力
共感
感動
評点 83


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不定期連載が生んだ作品の僅かな歪み
イエスタデイをうたって [amazon]
作者:冬目景
1997年ビジネスジャンプ(集英社)不定期連載開始
単行本 既刊3巻(2004年2月現在) タイトル名はRCサクセションの同名曲からの引用

<あらすじ>
 カメラマンになりたいのかハッキリせずだらだらとフリーターを続ける魚住陸生(リクオ)、カラスを連れた変な少女:野中晴(ハル)、リクオの大学時代の同級生:森ノ目シナ子が織成す青春物語

<短評>
 中身はオーソドックスな青春恋愛物語。登場人物がフリーターや高校中退(ハル)というその日暮らしが出来ればいいという立場であることも現在の風潮に合っているのだろう。しかし風潮に合っているだけでなく人間関係による心の揺れ動きをしっかりと描いてあり、よくまとまった作品になっている。
 しかし不定期連載であった為ちょっとした矛盾点がある。連載当初、作者が暗い作風を好んでいた時期だった為シナ子が死んでしまった恋人を忘れずにいるという設定があったが、作者が鬱傾向から脱して作品に明るさが出てきた為その設定が生かしきれていないと感じる。3巻になりハルの事が好きだった湊が現れたりして普通のラブコメになってきていることがそれを強く感じさせるのだが、ラブコメはラブコメで面白い。ただ全体を通して見た時に「あれっ?」と思ってしまうのが残念。雑誌ではリクオの元彼女まで出てきてますますラブコメになっている。ただ、入り組んだ人間関係を描くには暗い雰囲気よりも現在の雰囲気の方が良いと思うので私は現在の雰囲気に変えて正解だと思うがそれは個人の好みかもしれない。
 それはともかく派手さはないものの現実感のある恋愛漫画を楽しみたい人には良作と思う。「羊のうた」程の深さは無いものの気軽に楽しめる作品だろう。

痛い青春


   
 
日常的青春
ストーリー
画力
キャラクター
構成力
ラブコメ展開
初期設定
評点 72


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ラストの結末をどのように受け止める
H2 [amazon]
作者:あだち充
1992年週刊少年サンデー(小学館)連載開始
単行本 全34巻

<あらすじ>
 中学時代、数々の記録を打ちたてながらも肘の故障と診断され野球を断念した国見比呂。野球を断ち切るために野球部のない高校に進学したが、そこには野球同好会が存在していた。

<短評>
 設定だけ聞くと「タッチ」と「みゆき」の焼き直しという印象を受けるが、メリハリの付いた物語が展開されるので読んでいくうちにそんな印象もなくなってくる。その辺りはさすが大御所作家という所だが、「タッチ」のヒットで生まれた「あだち充の殻」から抜け出せずにいる印象は変わらず、あだち充ファンの為の漫画という感じはする。とは言え、あだち充嫌いな人を除けば安心して読める良質の漫画であることには変わりない。要するに良くも悪くもあだち充作品だというのがこの作品の総評だろう。
 ただ、最終回は賛否両論ある。比呂を含めて4人の思いに決着が付いたという点では実に爽やかな締めくくり方だったと個人的には思う。ただ、何度か描かれた回想シーン等で引っ張ってきたひかりの思いがあの準決勝で決着が付いたという点が弱い。もう少しひかりの英雄への思いを描いてあれば納得できないことも無いのだが。
 それから、この最終回にも通じるものがあるのだがどことなくこの作品には青年誌テイストが入っている。広田、木根といった脇役が主役の話等は特に青年誌色が強い。こういった心に沁みる話は相変わらず描くのが上手いし、どうしても恋愛の話に関しては時代遅れの感があるのでこの作品を読むとやはりあだち充は青年誌へ活躍の場を移しても良いのではないかと思う。

痛い青春


 
   
日常的青春
ストーリー
画力
キャラクター
構成力
最終回
脇役話
評点 69


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背景に見えるヴィクトリア朝が素晴らしい
エマ [amazon]
作者:森薫
2001年月刊コミックビーム(エンターブレイン)連載開始
単行本 既刊3巻(2003年11月現在)

<あらすじ>
 19世紀末英国ロンドン。ジェントリ(上流階級)に名を連ねるジョーンズ家の長男ウィリアムは彼のガヴァネス(家庭教師)を勤めていたケリー・ストウナー婦人宅に仕えるメイド・エマと恋に落ちる。

<短評>
 あらすじを読めば分かるがこの漫画は「身分違いの恋」を描いている。このパターンはよく使われ、この漫画は当初そのパターンの基本のストーリー展開であった為展開は読みやすかった。良く言えばまとまっている感じで、悪く言えばオリジナリティが無いといったところだろうか。
 ただ、この漫画は19世紀末に普通にあった身分違いの恋を描きたいという漫画ではなく、「メイド」を描きたい漫画なのである(笑)。この作者のメイドに対する情熱は実際凄まじいらしい。であるからその「メイド」をリアルに描くために舞台をヴィクトリア朝にしてその結果身分違いの恋を描くようになったのではないかと思う。この作者の一番偉い所はリアルにメイドを描くために舞台であるヴィクトリア朝の背景を巧みに描いていることである。英国には一度も行ったことは無い作者だが(笑)、メイド服やちらっと描かれる下流階級の風景や上流階級の生活になどこだわりを感じる。
 ストーリーも当初は褒められるレベルではなかったのだが、最近のストーリーを見るとストーリーの実力も上がっている。自分のこだわりを多く入れる作家であるので演出効果も凝っている。物語も作者が3巻で登場人物が出揃ったと言っているので、これから更に成長すればかなり完成度の高い作品になるのでは無いだろうか。先が楽しみである。

痛い青春


 
   
日常的青春
ストーリー
画力
キャラクター
構成力
物語の背景 SS
メイド SS
評点 82


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まさにこれぞ青春群像
帯をギュッとね! [amazon]
作者:河合克敏
1988年週刊少年サンデー(小学館)連載開始
単行本 全30巻

<あらすじ>
 粉川巧、杉清修、斉藤浩司、三溝幸宏、宮崎茂は中学時代に抜群(昇段試験の6人抜き)で黒帯を取るほどの逸材。偶然にも同じ高校に入学した5人だったが学校には柔道部が無かった……。

<短評>
 これぞ青春一直線というスポーツ漫画。熱い時はとことんまで熱血する巧はスポーツ漫画好きにはたまらない。ただ逆に言えばそういった青臭さが嫌いな人にはお勧めできないかもしれない。
 ただ、この漫画の優れている点は青臭さも凌駕するキャラクター達の魅力にあるだろう。巧や桜子を始めとしたそれぞれのキャラが自分の立ち位置をしっかり持っていてその位置で最大限に動いているからこそ面白かった。作中で巧のライバル藤田が巧たちの学校を「ドリフ並」と評しているが、本当にドリフ並にキャラクターの立ち位置が確立されているのは中々出来ることではない。
 この漫画はスポーツ漫画であるので「戦いの業」に置くべきにも思えるが、この漫画は巧たちの青春の1ページを徒然と語っているという印象がある。巧と保奈美のベタベタとした恋愛模様や練習風景、桜子が柔道にハマっていく様。どんな読者でもこの漫画のどこかに自分の青春時代を呼び起こしたり、懐かしんだり、また巧たちを羨ましく感じるシーンがあると思う。
 連載当時から繊細な絵柄であり巻を重ねるごとに成長しているので誰にでも読みやすいと思う。こうしてみると酷く地味な印象を受けるがスポーツ漫画は地味さを伝えることが難しい。だがこの漫画はその地味さを上手く伝えている漫画になっている。

痛い青春


   
 
日常的青春
ストーリー
画力
キャラクター SS
構成力
ギャグ
爽やか青春 SS
評点 87


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単なる「妹モノ」で終わらない確かな実力
恋風 [amazon]
作者:吉田基已
2001年イブニング(講談社)連載開始
単行本 既刊3巻(2003年11月現在)

<あらすじ>
 耕四郎は偶然に出会ったと女子高生と何の因果か遊園地で遊ぶことになる。ほのかな思いを抱いたのも束の間、その子は両親の離婚によって離れて暮らしていた妹:七夏であると分かる。

<短評>
 トーンを全く使わず、青年誌的なほのぼのとした絵柄に合わせたかのように、当初の物語もほのぼのと進む。当初ギクシャクしていた兄妹の関係も日常的なやり取りの中で少しずつ和らいでいく。この作品は色んな形の「日常」を描くのが巧く、心を和ませる話が多い。それに個人的な意見ではあるが妹の七夏はかなりレベルの高い萌えキャラであったりする(笑)。
 ただ、この作品を単なる萌え作品で終わらせてはいけない。耕四郎は出会った当初から七夏に対して淡い恋心を持っていた。実の妹であると分かってからも「兄」として貫くか、この「心」に素直になるかで葛藤する。七夏も耕四郎に想いを抱くようになり、素直に耕四郎に対する想いをぶつけてくるのだが、最後に耕四郎がとった決断とは……という形で既刊の3巻が終わる。3巻ではその決断がきちんと描かれていて、一区切りついた所で終わっているので3巻まで読んでしまってもいいと思う。
 そういった想いを描くようになってきたので、話も少々重くなってきている。そういう意味で右上のグラフを表している。まだ単行本には収録されていないが、最近の話はそういった傾向がさらに強くなり、ある意味鬱になってしまうような重い話が出てきたりしている。そういった意味を含めても「読ませる」作品であり「萌えれる」作品でもある。かなりお薦めできる作品だ。

痛い青春


 

       ●
 
日常的青春
ストーリー
画力
キャラクター
構成力
萌え SS
鬱傾向
評点 83


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ここまで短編向きな作者はそうはいない
ショート・プログラム [amazon]
作者:あだち充
1985〜88年に掲載されたものを収録(1巻) 1988〜95年に掲載されたものを収録(2巻)
単行本 既刊2巻(2004年1月現在)

<あらすじ>
 編み物を得意とする変わった男:杉井和彦は中学校の同窓会に出席した。そこで仲の良かった東年男と4年ぶりに再会する。4年という時は2人に微妙な隙間を作っていた……(「近況」1巻収録)

<短評>
 あだち充が少年誌や少女誌で描いた作品の短編集であるがこれを読むとあだち充は短編向きな作家であると感じる。少ないページで物語のすべてを伝える構成は非常に上手く、最後のオチが綺麗で物語を引き締めている。
 おすすめの作品は1巻からは「近況」、2巻からは「帰り道」を押す。収録作品は少年、少女誌に掲載されたものがほとんどでラブコメ、コメディ色が強いがこの2作は青年誌の匂いが強く、この本では異色の作品になっている。特に「近況」は4年前の中学生時代のシーンと現在の同窓会のシーンを上手く絡ませ、時がもたらした変化を描いてあり重い話になっている。それでもあだち充らしい飄々とした独特の間はきちんとあるので読みやすい。勿論他のコメディ色の強い作品もきっちり描いてあり面白いので他の収録作品も同じようにお勧めできる。
 最近の読み切り「冒険少年」や「白い夏」は青年誌的人間ドラマとなっている。「タッチ」「H2」のような少年誌青春漫画も面白いがこういったヒューマンドラマの作品もあだち充の違う一面が見れるので読んでみてほしい。残念ながら「冒険少年」「白い夏」はまだどの単行本にも収録されていないので3巻という形で早く収録されてほしい。

痛い青春


 
   
日常的青春
ストーリー
画力
キャラクター
構成力 SS
青年誌的作品 SS
心地よいオチ
評点 88


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南ちゃんは男性の憧れだったのか
タッチ [amazon]
作者:あだち充
1981年週刊少年サンデー(小学館)連載開始
単行本 全26巻

<あらすじ>
 駄目兄貴と天才な弟である極端な双子上杉達也と和也。その家のお隣さんで幼馴染の朝倉南。和也の夢は南を甲子園に連れて行くことだった。だがその夢が叶おうとしていた決勝戦の日……。

<短評>
 一応あらすじを誤魔化して書いたが殆どの人がその結末を知っているであろうスポーツ青春漫画の代名詞。1冊当り200万部以上売り上げたのは同時期に連載していた「Dr.スランプ」とこの作品が史上初という時代を変えたとも言える大ヒット作品。
 ヒロインの代名詞として当作品の朝倉南(通称:南ちゃん)がよく挙げられるのだが、果たして南ちゃんはヒロインとして相応しいのであろうか。南ちゃんの特徴といえば「可愛い(美人)」「世話焼き」「天才」等、確かにヒロインに相応しい単語が並び、隣の家にこんな子が住んでいて世話を焼いてくれたらいいなあとは思わないわけではない。
 ただ、この南ちゃんの性格は絶対女性陣から嫌われる性格をしている。まあこんな子がそうそういる筈もないが。それに男から見ても人によっては「しつこい」「うざい」等の意見が挙げられると思う。
 しかしそれでもヒロインの代名詞といわれる所以は結構そういう不完全さが逆に受け入れられているのではないかと思う。
 作品の評価というより南ちゃんの評価になってしまったが、物語としてみれば確かな感動を呼ぶ一流の作品ということも確かであることを言っておく。

痛い青春


   
 
日常的青春
ストーリー
画力
キャラクター
構成力
感動
ラブコメ
評点 83


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あなたの故郷はどこにありますか
東京少年物語 [amazon]
作者:羅川真里茂
1991年,1994年花とゆめ(白泉社)掲載 2001年別冊花とゆめ掲載「がんばってや」も収録
単行本 全1巻

<あらすじ>
 両親が離婚したことで母親の故郷に一緒に帰ることになった茂田井吉蔵中学1年生。東京で育った吉蔵は田舎の雰囲気に馴染めず東京に帰りたいと思う日々が続いていた。

<短評>
 やはり羅川真里茂は少年時代を描くのが上手いと感じる。私は主人公の吉蔵のように田舎へ引っ越した経験も無いし、両親が離婚した経験も無い。なのに吉蔵が小さく、少しずつ成長していく姿は私の少年時代にフラッシュバックする。それは作者が人間の内面的成長がどういったものか良く知っているからであろうし、それを漫画で表現するにはどうすればよいか分かっているからだろう。
 主人公の吉蔵は歴史が好きというだけでそれが何になるのか分からないから一流の大学へ行こうと思っているのだが、この描写は個人的に心を弄られた。なぜなら私の中学時代とまるで逆の考え方だからである。私のようにはっきりとした夢を持っていてその道に行った人と吉蔵のように夢を持っていなかったから大学に行った人。無論どちらが正しいかなんてない。だがどちらを決断するかは自分自身。そうした「決断」がこの漫画が随所で見られる。「決断」は少年が成長するのに必ず避けられないものであり、そこも上手く描いている。
 あまり触れなかったが別作「がんばってや」でもテーマとなる「故郷」がこの単行本の主題になっている。そういった故郷への想いは経験しないと中々分からないものだが、私が昔を想うと思い出す情景はこの作品の中に確かに描かれており作者の力量を感じさせる。

痛い青春


   
 
日常的青春
ストーリー
画力
キャラクター
構成力
情景
少年時代
評点 78


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このタイトルの「うた」って何だろう
羊のうた [amazon]
作者:冬目景
1996年コミックバーガー(スコラ)連載開始 途中スコラ倒産に伴いコミックバーズ(幻冬舎)に移籍
単行本 全7巻

<あらすじ>
 高城一砂(たかしろかずな)は幼い頃母を亡くし父の友人のもとで暮らしていた。ある日、赤い絵の具を見て倒れた一砂は幼い頃の夢を見る。その夢には忘れていた姉:千砂(ちずな)の姿が……。

<短評>
 おそらく、上のあらすじを読んだだけではどんな物語なのか分からないだろう。どうしても物語の冒頭をまとめるとこのようなあらすじになってしまった。ただ、この作品の1巻を読んでみても物語が理解しづらい。2,3巻と進んでいきやっと物語が理解できるのである。それは物語がちんたら進んでいるということかといったらそうではなく、そのゆっくりとした流れで1つの物語を紡いでいると思ってほしい。スローテンポの「うた」のように。
 「うた」と言ったが、タイトル「羊のうた」の「羊」とはこの作品の中では人間のことを指す。ようするに「人間のうた」ということになるのだが、「うた」とは何だろう? 「うた」を変換すると「歌」「唄」「詩」とあるのだが、結論から言うとこの作品の「うた」は「詩」を指すと思われる。人間の中で特殊な「血」を持つ主人公一砂と千砂。その2人が織成す物語はスローテンポでありながら7巻で終わるのだが、決して2人の物語の終焉には感じない。長く続く2人の物語の一部分をまとめた「詩」のように感じる。
 つまり2人の物語はまだまだ続くのである。……といっても3流漫画のような「まだまだ冒険はこれからだ!」のような終わり方ではない。確かな1つの結末があり、そしてこの先一体何が待ち受けているのだろうと考えずにはいられない始まりが最終回にはあるのだ。

痛い青春


 
   
日常的青春
ストーリー
画力
キャラクター
構成力
最終回 SS
評点 90


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