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「大阪」に萌えれるかがこの漫画の鍵?
あずまんが大王 [amazon]
作者:あずまきよひこ
1999年電撃大王(メディアワークス)連載開始
単行本 全4巻

<あらすじ>
 10歳なのに高校に編入した天才少女ちよちゃん(美浜ちよ)や超天然キャラ大阪(春日歩)など個性的な女子高生たちが繰り広げる3年間の楽しい学園生活

<短評>
 1冊当り約80万部。4コマ漫画としては異例の大ヒット作となった。さらに掲載誌の発行部数が約20万部であることを考えると幅広い層に受け入れられた作品ということが分かる。……まあ、層の中心はおたくではあるが(笑)。
 この漫画を語る上で外せないのが「大阪」だ。このキャラがこの漫画の大ヒットの要因といっても過言ではないだろう。関西弁キャラの定説を覆し、超ド級の天然っぷりを毎回のように繰り広げる様に多くの読者がやられてしまったわけである。今では「大阪」系のキャラがあらゆる漫画に溢れている程衝撃的なキャラであり、新しいキャラクター像であった。
 ではこの「大阪」に萌えられない読者には面白く感じない漫画となってしまうのだろうか。実は私も「大阪」にキャラとしての新鮮さは感じたものの、肌に合わなかった。しかし、つまらないなんてことは無い。当然であるが、大阪以外にも魅力あるキャラに溢れている。ちなみに私がこの漫画で一番萌えたのは木村である(私は一般の「萌え」とはかなり違う意味で「萌え」を使っている(笑))。
 作者のノリが独特な雰囲気でほのぼのしている為、キャラが合わなくても十分楽しめる漫画でもある。それに人気があるにもかかわらずスパッと終わったことには好感が持てる。



コスプレ


 
   
ノーマル
癒し SS
画力
ギャグ
キャラクター
雰囲気
落ち
評点 77


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「シスプリ」ならぬ「ブラプリ」?
お兄ちゃんと一緒 [amazon]
作者:時計野はり
2003年ザLaLaメロディ春の号(白泉社)初掲載 2004年2月号の月刊LaLa(白泉社)より連載開始
単行本 既刊1巻(2004年1月現在)

<あらすじ>
 3歳で両親が死に、自分を引き取ってくれた祖母も14歳で死に、途方にくれていた宮下桜だったが突然腹違いの「お兄ちゃん」が4人もできてしまう。

<短評>
 いきなりの展開がシスプリを連想してしまう本作だが確かにシスプリとの共通点は多かったりする。実は腹違いでなく血が繋がっていない事(第1話にて明かされる)やお兄ちゃん4人が桜にベタ惚れ状態である事がそうである。ではこの作品はシスプリのようにファンをかなり選んでしまうのかといったらそうでもない。この作品があくまでもLaLa掲載の少女漫画であるので内容を心和むハートフルコメディにしているためである。この作品は作者のデビュー作であるが新人にしては物語の作り方も丁寧に出来ているし、絵柄も整っている。そういう意味では読者を選ばない作品と言える。
 特に絵柄はファンタジーを連想させる可愛い絵柄になっていて男性読者でもかなり読みやすい。それに桜はプニプニした肌を表現できていてロリ心を擽られ萌えてしまう男性読者も多いのでは(笑)。
 この単行本には「パラレル TO THE ワールド」という短編も収録されているがこの短編を読むとこの作者は「日常の隣にあるファンタジー」を描くのが上手いと感じる。この「お兄ちゃんと一緒」もそういうファンタジーを描いているからこそ読みやすい作品になっているのだろう。
 単行本に1巻と書かれてないので1冊だけで終了かと思ったら連載が正式にスタートした。作者がまだ新人なのでこれから先、更なる成長が出来ると期待したい。



コスプレ


 
   
ノーマル
癒し
画力
ストーリー
キャラクター
萌え絵
ギャグ
評点 68


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あなたの小学生時代ってエロかった?
今日の5の2 [amazon]
作者:桜場コハル
2002年別冊ヤングマガジン連載開始
単行本 全1巻

<あらすじ>
 5年2組は男子も女子も仲の良いほのぼのクラス。……がそこは成長の早い女の子。主人公:佐藤リョータは妙な色気のあるクラスの女の子たちに振り回される毎日。

<短評>
 私(管理人)の小学生時代はエロかった(笑)。視聴覚室で友人が撮ってきたセーラームーンを見ていたり(エロとは違う気もするが)、帰り道に中学校のテニスコートを覗いたり。しかし小学生時代の男は個人差はあるだろうが皆エロいものだった。それは男より成長の早い女の子を傍で見続けていることが要因の一つに挙げられるかもしれない。
 この漫画に登場する女の子は妙にエロい。エロスなシーンになると小学生とは思えん色気を発する。さっきまでのコマはなんだったんだというぐらい(笑)。先程も言ったが小学生は女の子の成長が早い。この漫画はそんな雰囲気を巧く書き表されていると思う。エロすぎとは思うが(笑)。
 他の良き点は小学生の日常というのを要所に押さえている所だ。女の子に比べ子供な男子の給食の時間の争いや女の子の胸の大きさを気にする男たちの描写は巧く出来ている。
 特に弱点が無い所も凄いが、小奇麗にまとまり過ぎている感もある。エッチな感じを前面に押し出せということではないが、もっとノリを良くして描いた方が面白かったようにも思える。
 しかし、確かな萌え要素もあり、コメディ要素もあり、良質な漫画と言える。私はこの漫画を見ていて小学生時代の青い思い出が次々と甦ってきて若かったんだなあと認識した(笑)。



コスプレ


 
   
ノーマル
癒し
画力
ギャグ
キャラクター
エロい
小学生の日常
評点 73


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英国、メイド、13歳
シャーリー [amazon]
作者:森薫
作者がプロデビューする前に個人誌で発表した短編をまとめたもの
単行本 全1巻

<あらすじ>
 19世紀末英国。健気で頑張り屋さんである13歳のメイド・シャーリー・メディスンと町の人気者である酒場の女主人・ベネット・クランリーの日常を描いた短編集。

<短評>
 作者曰く「13歳メイド!?」という変なスイッチが入って描いたという作品であるが(笑)、「エマ」でも見られるように背景に見える19世紀末のヴィクトリア朝の姿は同人誌時代から完成されている。勿論今に比べると絵が完成されていないのだが、雰囲気は十分すぎるほどに出ている。
 この作品は「エマ」と違い劇的な恋物語とかは無く、シャーリーとベネットの日常のみを描いている。主人であるベネットはシャーリーを扱き使うようなことはなく、深夜シャーリーと暖炉の前で語らうような人であるので実に平和でまったりとした日常が描かれているので、心が和んでしまう。
 それとは別にこの作品を評するならやはり「シャーリー萌え」は外せないだろう(笑)。健気で頑張り屋さんでおかっぱで黒髪で13歳でメイドで……と萌えワードてんこ盛り(笑)。まあ、人によるところだが所謂オタク層ではエマよりシャーリーの方が萌えると答える人が多い(と思われる)。シャーリーの過去は明らかにならないが19世紀末ということもあり不憫な生活を送ってきたようでメイド服を着ただけで喜んで鏡の前で踊りだす始末。それが主人のベネットに見つかって赤面するシャーリー。……こんな子に萌えれるという方は断然「エマ」より「シャーリー」の方がお奨め出来る(笑)。ただ、ストーリーとか絵柄とかメイドの描写ははっきり言って「エマ」の方が完成度高いことを付け加えておく。



コスプレ


 
 
ノーマル
癒し
画力
ストーリー
キャラクター
13歳メイド SS
ほのぼの度
評点 77


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「男子禁制」「禁断の花園」の現実?
女子高生 [amazon]
作者:大島永遠
2001年漫画アクション(双葉社)連載開始 2004年コミックハイ!(双葉社)に移籍
単行本 既刊4巻(2003年12月現在)

<あらすじ>
 絵里子、由真、綾乃の仲良し3人トリオは中途半端なお嬢様高校といわれる咲女に入学。中等部からエスカレーター式に咲女に入った内部組とも仲良くなりお馬鹿なに暮らす軽いノリの学園漫画

<短評>
 掲載誌がエロ方面に走ったこととタイトル名からエロ漫画と間違えられやすいがエロシーンなど一度も無い正統派コメディ漫画である。本屋ではエロコーナーに置かれていたりするが……(苦笑)。
 簡単に内容を説明すると女子高生のリアルな実状を描くコメディ漫画。作者が女子高出身であることがリアルさを醸し出している。処理した陰毛が掃除されていない、スク水に着替えるときの着替え方、女子高の健康診断の実状など女子高出身者が見ても納得できるらしい。言ってみれば同じ女子高モノでもライトノベルの「マリア様がみてる(以下マリみて)」の対極に位置する内容と言えるだろう。笑えるところは大きな声で笑え、女子高の実状に関心もできたりとあらゆる方面から楽しめる。
 元々エロ漫画出身の作者であるため、絵柄はそれなりに整っている。実はこの作者が描いたエロ漫画「Rosehip Diary〜薔薇と百合の囁き〜」はその名から分かるようにガチンコ百合漫画となっている。この「女子高生」にも一応微妙に百合っぽい部分はある。そういった本質も持ち合わせているので、マリみての対極にあるとしてもマリみてファンでも十分楽しめる作品なのではなかろうか。
 女子高への夢はこれを見ると脆くも崩れ去るが(笑)、よく出来たコメディ漫画だと思う。コメディ漫画としてではなく、単なるギャグ漫画と見ても面白い作品だ。



コスプレ


 
 
ノーマル
癒し
画力
ギャグ
キャラクター
リアルな女子高 SS
百合
評点 82


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ラブコメ主人公の常識を覆し名作となるか
School Rumble [amazon]
作者:小林尽
2002年週刊少年マガジン(講談社)連載開始 2003年マガジンスペシャルで外伝連載開始
単行本 既刊3巻(2003年12月現在)

<あらすじ>
 かなり天然の女の子:塚本天満は烏丸大路に恋をしていた。かなり不良の男:播磨拳児は塚本天満に恋をしていた。そんな2人は恋を成就させようと奮闘するが周りの人々を巻き込んで……

<短評>
 始まった当初は「あずまんが大王」のパクリと言われ、ギャグはつまらない、話の作り方は下手糞とすぐに打ち切られるのではないかと思われた。しかし2番手主人公だった播磨を前面に押し出した2巻途中から徐々に面白くなっていった。さらに本来の主人公の天満を完全に喰って、暴走っぷりを加速させる播磨が活躍する3巻は1巻とは雲泥の差の面白さである。
 この説明からも分かるがこの漫画が面白くなった第一の理由は播磨拳児にある。ラブコメ主人公の定番は冴えない男が「俺は不幸だ〜」と言うけど、実は幸せであるというパターン。いわゆるハーレム物主人公が定番である。しかしこの播磨は幸せを感じているが実は報われていないんじゃないかという180度逆のキャラになっている。そういう理由から播磨は応援したくなるラブコメ主人公という今までに無かったキャラになっていて良い。
 また最近の展開はストーリーの「引き」が凄い良いので雑誌で読んだ方が楽しめるかもしれない。本当にラブコメ全開の展開は面白く、攻略フラグ立ちまくり沢近の一挙手一投足が個人的に萌えすぎる(笑)。播磨の出ていない話が基本的につまらなかったり隙はまだまだ多い漫画なのだがこの先期待は出来る。評価は個人的主観を思いっきり入れさしてもらった(笑)。



コスプレ


→   ●
 
ノーマル
癒し SS
画力
ギャグ
キャラクター
ラブコメ全開話 SS
沢近萌え SS
評点 86


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「心にオアシスを」じゃないだろこれ(笑)
聖★高校生 [amazon]
作者:小池田マヤ
1998年ヤングキング(少年画報社)連載開始
単行本 既刊5巻(2003年12月現在)

<あらすじ>
 神保聖(じんぼひじり)は「ちんぽいじり」といじめられる日々。ある日女教師と男子生徒の性行為を偶然目撃する。神保に気付いた生徒は逃げてしまうが教師は神保に責任を取れと言いだし……。

<短評>
 作品紹介文にもあるように「心にオアシスを」とは言い難い内容である。あらすじだけでは理解できないと思うが、この女教師とのファーストコンタクトから始まる神保聖の苦悩の日々は凄まじく、時に気が滅入るような表現をしている時もある。
 それでも「心にオアシスを」に置いたことには理由がある。それは物語の表現方法をあくまで「4コマ」であることに終始している事だ。つまり物語があるとはいえ1つの「起承転結」を必ず4コマで起こしていることが素晴しい(時に大ゴマも使うが)。この4コマによる「起承転結」は「心にオアシスを」の基本だと思う。1つの話をたった4コマでスッと表現することは心のどこかに小さな風が吹き抜けたような気分にさせるからだ。
 ただ、話のみを追うとやはり「心にオアシスを」ではなく「青春時代」の「傷つけあう青春」だろう。この作者は自分の実体験を生かしていろんな作品を描いているのだが、この作品を見るとそのリアリティが分かる。さらにこの作品を描くときに作者は自分が同性愛者であることを告白している。その衝撃が作品を通して理解できることもいい。しかし、この作品はそういった「痛さ」より「痛快さ」を味わえる作品でお奨めできる。



コスプレ


   
 
ノーマル
癒し
画力
ストーリー
キャラクター
リアリティ SS
痛さ
評点 81


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ももせ節全開のオヤジギャグ&シモネタ
せんせいのお時間 [amazon]
作者:ももせたまみ
1997年まんがライフオリジナル(竹書房)連載開始 2003年まんがライフMOMO(竹書房)に移籍
単行本 既刊4巻(2004年3月現在)

<あらすじ>
 身長147pで童顔であるため中学生に間違えられることもあるが、実は高校教師の鈴木みか27歳。今時の高校生に振り回されながら今日も教師として奮闘するのだった。

<短評>
 掲載誌上「ももいろシスターズ」のような露骨なシモネタはないが、ホモの工藤、ちっちゃい女の子が好きな北川(♀)、女装に目覚めた関など変態系キャラが揃っている為にやはりシモネタが満載の作品。しかし不思議と下品とは感じないのは、ほんわかした絵柄に因る所が大きいと思う。それにシモネタ、オヤジギャグでも笑える所はきっちり笑える。シモネタで笑いをとるのは意外と難しいことだがそのあたり作者のセンスが光っている。シモネタを下品と感じさせない境界線、オヤジギャグを寒いと感じさせない境界線を作者は分かっているのだろう。
 この作品はシモネタギャグとは別に一般的な4コマも多くある。富永や小林の話は等身大の高校生が描いてありシモネタギャグとは一線を隔している。また、「ももいろシスターズ」の村上桃子は主人公にしては弄りにくい設定だったが、こちらの主人公鈴木みかは童顔、チビ、27歳など弄りやすい設定が多いためよく動く主人公になっている。ネタで動いていた「ももいろシスターズ」に比べキャラで動いているのがこの作品の大きな特徴になっている。
 意外にも恋愛ネタもある。ホモやレズやおたくカップルだったりするが結構楽しい。このように意外と色んなネタが詰まっている作品で男性でも女性でも楽しめると作品だと思う。



コスプレ


 
   
ノーマル
癒し
画力
ギャグ
キャラクター
ホモ&レズ SS
オヤジギャグ
評点 82


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笑えて楽しいクラシック音楽の世界
のだめカンタービレ [amazon]
作者:二ノ宮知子
2001年Kiss(講談社)連載開始
単行本 既刊8巻(2004年3月現在)

<あらすじ>
 有名ピアニストの息子でエリート音大生・千秋真一はピアノ科にいながら指揮者を目指すオレ様な男。しかし突如現れた野田恵(通称:のだめ)に振り回されるようになってしまい……。

<短評>
 クラシック音楽という中々入りにくい世界が舞台であるが基本は爆笑できるラブコメといったところ。のだめの奇行に振り回される千秋には笑えるし、個性豊かなキャラクター達も良く動いて楽しい世界観を盛り上げている。それに加え音大という就職の難しい世界で登場人物たちがどの道を行くのか模索する青春群像も楽しめる。
 また基本はラブコメでもオーケストラの演奏シーンでは絵から音が聞こえるような迫力に満ちていてクラシック音楽好きにはたまらない漫画だと思う。特に私はピアノを弾いているためにクラシックというある意味音符をなぞることが要求される世界で好き勝手に弾くのだめの演奏シーンはたまらなく羨ましく感じる。ではクラシック音楽を聴かない人間には楽しめない漫画かと言ったらそうでもない。先程言ったようにラブコメが基本であるし、オーケストラのシーンも音楽を知らない人間を取り込むだけのパワーに溢れた描写になっている思う。
 まあクラシック音楽が舞台とは言え堅苦しい漫画ではないので気軽に楽しんで読んでもらいたい。音楽の楽しさ、青春群像、笑えるラブコメ等色んなものが楽しめる漫画であり少女漫画であるが男性読者にも楽しんで読める作品になっておりお勧めである。



コスプレ


   
 
ノーマル
癒し
画力
ギャグ
キャラクター
クラシック音楽 SS
青春群像
評点 84


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男子校に咲く薔薇
プリンセス・プリンセス [amazon]
作者:つだみきよ
2001年Wings(新書館)連載開始
単行本 既刊3巻(2004年3月現在)

<あらすじ>
 河野亨はある事情から男子校に転校するのだが何故か大歓迎ムード。実は学校に「姫」という見た目麗しい生徒は生活を潤す為に女装するという制度がありその姫役にピッタリであるからだった。

<短評>
 一言で言うなら男子校版「マリア様がみてる」。ソフト百合ならぬソフトボーイズラブを描いている。また女装モノということでゴスロリを基本にメイド服やナース服など色々なコスチュームも楽しめる。そこを嫌うかどうかは読者に依存する所が大きいだろうが主役級のキャラに同性好きがいないし「姫」という設定をあくまでコメディの展開に持っていく為、マリみてよりも幾分ソフトな世界になっている。ただボーイズラブを描く蔵王大志名義を持つ作者である為ムードはボーイズラブ満載であるのでそこで嫌う読者は出てくるかもしれないが。
 ただこの作品の優秀な所はこの設定を下品にせずにコメディにしているところ。ボーイズラブを感じさせるシーンは多々あるがそれを上品でなく下品でもなく笑いのネタとしてコメディにしている為素直に楽しめる。男性でもボーイズラブ的な絵柄さえ嫌わなければ楽しんで読めると思う。
 中々こういう作品を頭ごなしにすすめることは出来ないのだが、女装した亨たちを素直可愛いと思いつつ楽しむのも良し。妙な世界観をコメディとして楽しむも良し。素直に楽しんで読んで欲しい作品。特にマリみて読者である人は本編もさることながら、単行本のカバー裏には「プリンス・プリンス」という全ての設定を逆にした短編漫画があり楽しめると思う。



コスプレ


 
   
ノーマル
癒し
画力
ギャグ
キャラクター
ソフトBL
ゴスロリ SS
評点 70


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人の幸せを応援して幸せになれる
ラブロマ [amazon]
作者:とよ田みのる
2002年6月号アフタヌーン(講談社)初掲載 2003年3月号より連載開始
単行本 既刊2巻(2004年5月現在)

<あらすじ>
 昼休みの教室に突然現れた星野くんはいきなり根岸さんに告白をする。星野くんのことを何も知らない根岸さんは当然戸惑うがとりあえず放課後一緒に帰ることを約束する……。

<短評>
 根岸さんへの好意をあけすけもなく言う星野くんは清々しく、そんな星野くんに振り回されつつも星野くんのことが徐々に好きになっていく根岸さんは微笑ましく、そんな2人を冷かしながら見つめる友人たちも愛嬌があり、出てくるキャラ皆を好きになれる漫画で微笑ましく読める。特に星野くんの「キスをしたい」「お弁当を作ってもらいたい」と公衆の面前ではっきり言えるキャラには憧れるし、出来ないとわかっていてもこういう恋愛がしたくなる。羨ましい。
 ただ羨ましいと言っても感情移入型ラブコメのように読もうという気にはならない。それは星野くんと根岸さんを囃し立てるサブキャラのように彼らを応援したくなるという気持ちの方が大きいからであろう。人の幸せを応援して幸せになれるというある意味何よりも素晴しい漫画かもしれない。
 先程、感情移入型ラブコメという言葉を挙げてしまったが、この漫画は感情移入型や劇場型のようなラブコメ漫画とは一線を画した新鮮さがある。もしかしたらこの漫画はラブコメであるけど2人の恋愛模様を楽しむという恋愛漫画なのであろうか。話が常にこの2人を中心に回っているだけに強ち間違いではないかも。あえて不安な点を挙げるとテンポ良く恋愛イベントをこなし過ぎた為にこの先どんなイベントをやるのかということだが作者の手腕に期待しておく。



コスプレ


 
   
ノーマル
癒し
画力
ギャグ
キャラクター
微笑ましい SS
直球勝負 SS
評点 85


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